犬のはなし

今日は昨日とは打って変わっていい天気です。
今日の予定は、午前中に薪にするための木を玉切りにし、昼からは作陶・・・予定でした。
ところが、ずーっと体調の悪かった自宅の犬のマルが、朝方亡くなった為、大幅に予定変更です。
６月のがんの手術から約３ヵ月、頑張りました。
ここ一週間はご飯もあまり食べず、毎日病院に通っていましたが余命宣告もあり、覚悟はしていたのですが
やっぱり寂しいですよね。
家に帰ると出迎え、ご飯を食べている時には横に座り、朝は僕の蒲団の上で寝ていましたが、
今は家の中がガラーンとし、妙に静かです。
昼から火葬し工房の敷地にお墓を作り、骨壺（僕の造った花瓶）に入れ埋葬しました。
茶色の犬がマルです。
黒い犬は工房で飼っていたクロ。
クロも２年前に亡くなりマルの隣の墓に埋葬されています。
クロが死んだ時には半年近く立ち直れず、作陶も満足に出来ませんでした。
二匹とも捨て犬でしたが、どちらも賢い犬でした。
この五十年で、初めて犬のいない生活になってしまいました。
クロには助けられました。
何せ、何もない山の中でしたから最高の番犬で山の守護神でした。
さて、また新しい犬が現れるのでしょうか？

と、云うわけで大幅に予定が遅れ今日も作陶もせず、ヘッドランプの明かりに助けられながら、
予定の半分にも満たない玉切りと、工房の掃除で終わりました。
明日には粘土も入って来るので頑張って作陶です。
粘土がシバレル前に本焼き３回分ぐらいの作品を作らなければなりません。
今日は・・・合掌です。