展示会が始まりました。
天気はまあまあでしたが風が強く、寒い一日でした。
工房の外は枯葉が舞い上がり、木立からは葉っぱが空高く舞い上がってました。
同じ画像が2枚?なぜでしょうか?
気にしないで読み進めてください。
少しばかりの花を飾りつけ、香を焚いて準備完了です。
いつもながら出足は鈍いですが、それでも十五・六人のお客様が来てくれました。
ほとんどは毎年来てくれる人ですが、なおの事新しい試みやら作品を造る気力を与えてくれます。
一年に一度会う顔見知りのような関係になり、軽い批評を貰って元気づけられます。
今回、自分では失敗したと思った赤硝子のカップが思いのほか人気があり完売状態になりました。
今までにない形と色だったせいだと思います。
「毎年、作風や色が変わってるね」と、云われると少し未熟さを感じますが、考えようによっては
変化が続いているという事なのかもしれません。
アメーバーのように常に変化する事が『じねん』と云う名前を付けた由来ですが、
嬉しいような、考え込むような複雑な気持ちになります。(歳をとり頭が固くなっているのかな?)
お客さんの来る時間帯は不思議なことに、だいたい決まっています。
波のように押し寄せて、去ってゆきます。
空いた時間は本を読んで過ごしていますが、今日は『私の男』を読んでました。
400ページ以上ある本ですが、引き込まれるように読んでしまいました。
お勧め!です。
まず一日目は無事終了です。
明日も頑張って来客を待っています。